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ネコにブラッシングは必要?その理由と頻度

「ネコにブラッシングが必要なの?」”昔の人”はそう考えるかもしれません。ですが、飼い猫って結構デリケートですし、ネコの抜け毛があらゆるところに付いてしまい、掃除が大変なことになるという視点からみても、「ネコにブラッシングは必須です!」と答えることができます。

ですが、単純に「ネコの抜け毛で家具や服が汚れるのを防ぐ」という意味以外にも、ブラッシングをする意味があります。

例えば病気の予防とか、ネコとのコミュニケーションを図るという意味においてもブラッシングは効果を発揮します。

 

※クリックすると再生されます。(約35秒の動画です。)

出典:youtube

 

ネコは抜け毛の7割を飲み込んでいる!?

ソファーなどの家具や洋服に付いてしまうネコの抜け毛は、全体の約30%にすぎないと言われています。

では残りの70%は?というと、ネコがグルーミング(毛づくろい)をしている時に、そのザラザラとした舌にくっついてしまうので、そのまま飲み込んでいると言われています。

 

まず、私たちが普段目にする量の抜け毛が、全体の3割にすぎないというのも驚きですが、その倍以上の7割の抜け毛を、ネコが自分で飲み込んでいるという情報にはショックというか、驚きました。

かなり大量の毛を飲みこんでいるということですからね。そりゃ、毛玉も吐くわ・・・。もし、猫は毛玉を吐くもの・・・なんていうのは思い込みというか、実際そうなのかもしれませんが、言い換えればそれは、飼い主によるブラッシング不足ということも意味していますので、飼い主としての反省が必要ということですね。

 

飲み込んだ抜け毛は病気の原因にも!?

抜け毛が厄介なのは、その飲み込んだ抜け毛が、他の病気を引き起こす原因になることもあるということです。

抜け毛が直接命に関わることになるわけではないらしいですけど、単純に、胃の中に異物(抜け毛)がある不快感からくるストレスがたまったり、食欲不振になったりもするそうです。

 

また、腸閉塞などの病気を引き起こす原因になることもあるようなので、ネコは毛づくろいで取れた毛を飲み込むのは当たり前・・・なんて思わないでくださいね。

もし、ネコが吐くそぶりをしているけど、何も吐けなくて、ちょっと苦しそう・・・なんて光景を目にしたら、毛球症の可能性もありますので中が必要です。

 

ネコの毛球症とは?

毛球症(もうきゅうしょう)とは、毛づくろいの際に飲み込んだ”抜け毛など”が消化器官内にとどまり、吐き出すことも排便することもできない状態になることです。

症状としては、
・食欲不振
・吐くそぶり
・便秘
・お腹を触られることを嫌がる
といった症状があるようです。

 

こうなった場合の治療法ですが、軽度の場合は薬で対処することができるようですが、重度というか、薬では対処できない場合は、手術によって胃や腸から直接毛玉を取り出すことになるそうです。

放っておいたら、腸閉塞などの病気を引き起こす可能性もありますから、致し方なく手術ってこと何でしょうね。

そうならないように、日頃のブラッシングが大事ってことなんですね。

 

老ネコはブラッシングが必須になるワケ

また、シニアのネコは自分で自分の毛づくろいをするのが難しくなるそうなので、人の手(飼い主)によるグルーミングというか、ブラッシングが必要不可欠になります。

自分の毛づくろいも出来ないようなレベルになるってことは、それだけ体の抵抗力も弱っていそうですから、通常よりも病気になる確率が高くなるということでもあります。

大事な、だいじな家族の一員であるネコの体調管理の一環としてブラッシングが必要になるということですね。

 

ブラッシング効果は以外と多い!?

ここまで、抜け毛は病気の元になるから、ネコのためにも定期的にしてあげましょうねって話をしてきましたが、ブラッシングって”抜け毛ごっくん”予防以外にもいろいろ効果がありますので、紹介します。

・ネコとのスキンシップ
・病気の予防
・抜け毛やフケ対策
・ネコの血行促進
などなど。

 

ブラッシングって猫を撫でているような動作になりますので、実はネコにとっても気持ちがいいものみたいです。

もちろん、不要な毛を取るという作用もありますので、そういう意味でも気持ちいと思いますが、やっぱり大好きな飼い主になでなでしてもらったり、スキンシップをとってもらうという行為は、ネコにとっても嬉しいものだと思います。

 

うちの猫は撫でられるのが好きなネコが多いので、そういうネコはブラッシングも大好きです。ぐーぐー喉を鳴らしながらゴロンゴロンして、ブラッシングを促してきます。

それから、ブラッシングすることで地肌?にも適度な刺激を与えることになるので血行がよくなり、換毛の促進や毛艶にもいい影響をひきおこすともいわれています。

 

飼い猫との野良猫の大きな違いって毛並みというか毛艶の差でわかったりしますよね?もう、ボサボサなこって野良猫の可能性が高いですし、毛艶がよければ飼い猫かな?というように判断基準の一つになります。もちろん、野良猫でもツヤツヤな毛をしているこもいるでしょうし、飼い猫でもボサボサの毛をしている子もいると思いますけどね。

 

オススメのネコ用ブラッシング器具

ネコのブラッシングって結構大変なので、できれば効率的にやりたいですよね。意外とというか、全然知らなかったのですが、ブラッシング器具っていろいろ種類があるので、いざ何かを買おうと思った時には結構悩むと思います。

そこで、ズバリオススメのブラッシング器具を紹介します。

それは、知る人ぞ知るファーミネーターです。

商品紹介によると、軽くブラッシングするだけで、抜け毛の最大90%を取り除くことができる優れものです。しかも、特殊なステンレス製エッジでトップコートの下にある不要な毛だけをしっかり絡めて取り除くことができるんだとか。

すごすぎです。

 

しかも、アメリアでは、ヘアボール(毛玉)対策としてファーミネーターは獣医師からも推奨されているとまで、はっきり記述しちゃってますから、相当いいんでしょうね。

 

ただ、一つだけ問題があります。それは、結構なお値段がします(笑)
現時点(2017年7月26日)でのアマゾンの販売価格は、5,242円。地味に高いですよね(汗)これでもちょっと安くなっているみたいです。

私と同じように価格にびびった人は、類似品を購入するという選択もあります。

ちなみに私は類似品を購入しました。何を購入したのか?については「ファーミネーターではなくSIAYI ペット用ブラシという選択」の記事にて紹介してますので、よかったら、そちらの記事も合わせてご覧ください。

 

やりすぎ注意のブラッシング

ブラッシングは大事だからといって、毎日やればいいというものでもありません。
むしろ、毎日やっていたら逆効果になることもあります。

逆効果というのは・・・ハゲることです(笑)

 

ブラッシングってやるとわかると思うんですけど、終わりがないんですよ。終わりがないというのは、ブラッシングを何度行っても絶対毛が少しは取れるんです。

なので、「あれ、まだ抜け毛あるのかな?」なんて勘違いして、ブラッシングをやり続けたり、毎日ガンガンやっているとハゲるそうです。

 

ただ、換毛期の場合は、毎日やってもいいみたいですよ。ガンガン換毛されるので。それから毛が長い種類の場合も、毛玉が出来やすいので毎日ブラッシングしてもいいみたいです。まぁ、ガンガンやるのではなく”適度”にやるっていうのが基本ですね。それ以外の時期は、週1回程度のブラッシングでいいみたいなので、それほど面倒ではないですよね?

 

定期的ではなくても、毎日猫をナデナデしていれば、「あれ?ちょっと抜け毛が増えてきた?」と感じることができると思いますので、そのタイミングでブラッシングするというのもいいと思います。

猫をナデナデするのも、ブラッシングするのも、スキンシップの一環になりますので、健康管理目的だけでなく、可愛がる手段の一つとして捉えるのがいいと思います。

 

春先から夏にかけて大量に抜け毛がでる。シニアのネコは自分で手入れをすることが難しくなるので、人の手での抜け毛対策が必要ですよ。

猫が健康で清潔にいられるためにも、抜け毛取りをしてあげましょう。

 




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